私はちょうどコロナが流行りだした頃くらいにリウマチを発症しました。
知識として温泉や入浴剤の効能でしか見たことが無くて、若い人がなると思ってもいなかったし、すぐ治る病気だと思っていました。
正直なところ、神様が治してくれるんじゃないかと本気で思っていました。
時期が時期なだけに病院に行くのも恐ろしい時期で、元から体温の高い自分は個人の病院ではあからさまにお断りされて保健所に連絡させられたり結構メンタル的にキツかったです。
そうこうしているうちに、起き上がれないほどの激痛に苦しみました。今まで経験したことのない激痛です。説明のしようがないというか骨があるところ全部が腐ったんじゃないかと思うほどの痛みに襲われました。
リウマチの薬は簡単に言えば抗がん剤を薄めて使ってあったりして、副作用なども不安でなかなか前向きに治療をしなかった自分が悪いのですが…即効性が無いので、この薬を飲んでも効き目がでるまで生き地獄でした。
痛み止めなんか気休めでしかありませんでした。
立つことも、座ることも、横になることもできないような日々が続きました。三時間ほど寝たら今度は激痛で起き上がれません…。最初は痛いことへの怒りでしたが、だんだん悲しくなってきて死ぬことしか考えられませんでした。けれど、自殺することも激痛でできないような状態でした。絶望でした。
なんで神様は助けてくれないんだろう…悲しくて泣いても粘膜が弱っているので目に激痛が走ります…
その時にフッと浮かんだ情景は、症状が出始めた頃に力のある神様に参拝に行った時、私の守護霊さんが神様にお願いしているところでした。
「今、この病気を治したら、この子の為になりません。これ以上は…というところまで来たら助けてやって欲しいのです。」
確かに、もうこれ以上は…というところまで来るとほんの少しだけ痛みがマシになったりしていました。でも正直それなら殺してくれと思うくらい辛かったです笑
それから少しずつ薬の効き目が出て、その時よりはマシになりました。
守護霊さんが言った通り、病気になって、いろなことに気づけて学びました。
こんなことに気付かずに生きていく方が残念だったなと思うほどでした。でも、もうその時の辛さは何億積まれても経験したくありません笑
病気になって非常に辛い思いや痛み苦しみと戦っていらっしゃる方、たくさんいらっしゃると思います。
健康な方から見れば、不幸に見えたり、可哀相な人に見えたり、弱い人に見えたり、マイナスなイメージに思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも、辛い症状や治療と戦って、それでも前向きに希望や夢を見つける方を見てきました。
こんなに強い人たちがいるだろうかと思いました。
私は目も当てられないほど人間として未熟なので、こんな痛い思いをしないと気づけませんでしたが、大きく勘違いをしていたことに気づかされました。
世の中にはまだ知らない病気や症状がたくさんあって、偏見や甘えだと勘違いされて苦しんでいらっしゃる方もいっぱいいると思います。
私、個人としては「知る」というだけでも病気を患っている側としては救われる思いです。
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